「一番好きな食べ物はなんですか」
そう聞かれたら筋子とイクラと答えるかもしれない。それくらいこいつらが大好きで、物心ついた頃から大好物だった。味といい食感といい最高なこやつが。
そんなイクラを人生初・生筋子から作ってみた。もうね、作ってるそばからつまみ食いしちゃうくらいテンション上がってたから見る側も要注意で。
それではいってみよう。
まずはいきなりどがぁぁーん
スーパーで目についた生筋子を買ってきた。この日は元々イクラを作ろうと決めていた訳でもなくふと目についていきなり作ってみようという気になった。
運命みたいなものなのかも。。
どうでもいい、サクサク進めよう。
40度〜50度のぬるま湯に筋子に対して5%の塩を入れてそれでほぐしていく。
とネットで調べた情報ではそう書いてあったがまあ適当でいいと思う。温度に関してはアニサキス予防の為にもっと熱めのお湯を使ってる人もいたくらい。
今回はアニサキスが怖いので指で触れたらアツっ!となるくらいの温度のお湯でやってみた。
これが良いらしい。筋子をほぐしていくにはこの泡立て器。自宅にはなかったのでこの為だけに勢いで買ってみた。
先ほど用意した温かい塩水に筋子を入れてほぐしていく。まずは軽くてでほぐしていく。すると意外なことにするするとほぐれてくれる。
筋子ほぐしの泡立て器…
結局使わずにここまでほぐれた。結構時間かかったけど細かい筋みたいな部分だったりを目視で取り除くのが大変だった。15分くらい時間をかけて丁寧に。
あとほぐれた筋子についた皮だったりが目立たなくなるまで何度も水の入れ替えを行なった。じゃーっと注いでささっと回して捨てる、これを10回くらい。
そしてほぐした味付けしてない生筋子をパクッと
いや、まずっ!
味付けしてないと生臭くて濃厚ななんだか全く別の物に感じたのはびびった。
まあいい、味付けしていこう。
門外不出、秘伝の味噌だれ。
極秘レシピ↓
味噌、酒、みりん。
熱湯消毒したタッパーにキッチンペーパーを敷く。
そしてその上に味噌ダレを…
どっさり。
キッチンペーパーで包んだらさらにその上に↓
キッチンペーパーをしいてそこにほぐしたイクラをどぉーん。
うん、美しい。
イクラを並べたらまたキッチンペーパーを畳む。
その上にもう一度…
味噌だれをのせる。
そう、味噌→イクラ→味噌と挟むような感じ。
味噌だれはこれで終了。
こっちは自家製醤油だれ。
醤油、酒、みりん。
味噌だれと同じく酒とみりん入れりゃ勝ちみたいになってるけど細かいことは気にしない。
一瞬煮立たせて火を止めて冷ましたら↓
同じく熱湯消毒したタッパーに自家製醤油だれを注いで、イクラを投入。
キラキラ、たまらない。
最後は付属のタレ。
生筋子についていたイクラ作る用のタレがあったのでそれも使って三種類のイクラの仕込みが完了。
一日寝かせる↓
良い感じ。
ちなみに一日寝かせると書いておきながら楽しみすぎて3時間毎くらいにしっかりつまみ食いもしてた。
想像以上に味噌だれがナイス。
醤油ベースのタレと比べて水分が少ないからねっとり濃厚、絡みつくような大変美味な食感になってる。
醤油ベースのタレはぷるぷる、ぷちぷち食感、そして付属のタレと自家製タレもそこまで大差なかったなぁという印象。どっちも美味かった。
そしてイクラを作ってやりたかったのが…
イクラ軍艦!!
左三つ→味噌
上二つ→付属のタレ
右下三つ→自家製タレ
若干色が違うよね。
もうね、イクラ好きなら分かるこのみただけで胸がときめくワクワク感。作ってから食べるまで終始テンション上がりっぱなしの最高な時間だった。
【おまけの感想】
イクラはタレによって大きく味が変わる事がわかった。魚卵の濃厚な風味を見事に醤油が包み込むようなそんなイメージ。今回作ってみて改めて気づいたのが、塩イクラ、塩筋子のほうが個人的には好みだったということ。もちろん醤油イクラも大好きだがそれ以上に。
ってことで、次回は塩イクラ、塩筋子にしよう。
タレより素材派、魚卵感を味わいたいなんて人は塩のみで味付けしてみるのがいいかも。
そんな感じでまた次回。
ばいばーいくら
北海道産の高級生筋子↓
良い値段するけど美味いんだろうなー